まず、自分は自分自身を大切にしているか?振り返ってみませんか!?
自分が職場で、学校で、あるいは家族や友人から大切にされていない。正当な評価を受けていない。もう少し敬意を払ってもらいたい。そう感じることもあるよね。そんなときは、まず何より、自分が自分自身を大切にしているか?リスペクトしているか?振り返ってみませんか。
頭の中のひとり言“自動思考”
日常、頭の中ではいつも何かしらのひとり言が巡っているよね。意識しなくても自然とわいて来る思考、それは“自動思考”と呼ばれたりもするけれど、知らず知らずのあいだに頭の中にわいて来るそのひとり言で、気がつくとあなたは自分のことを、あるいは他人のことを責めていませんか?
自己評価が低い人ほど思考の中で過去の出来事を悔やんだり、気がつくと自分のことを否定的にとらえ「ダメだ!ダメだ!」と責めている。そうすると、自分が望んだわけではないのにいつの間にか自分の中に否定的な自分のイメージが出来上がってしまうんだよね。
価値判断をしない宇宙
宇宙は、あなたが思考の中で描いたイメージ通りの現実を見せてくれる。実は、それは普遍的な法則なんだよ! 少し哲学的な話になるのだけれど、そもそも良いとか悪いとか、ダメとかダメじゃないとか、それはあくまで人間のエゴの中の相対的な価値判断にしか過ぎないんだ。宇宙には、そもそも相対的な価値判断の基準は存在しない。価値判断とかジャッジ(評価、判定、批判)という視点は宇宙にはないんだ。
あなたにとっては好ましくないダメな自分でも、価値判断をしない宇宙はあなたの思考の中のイメージに忠実に「あっ(あなたが無意識に思い描いた)ダメな自分を見たいんだね!?」ということで、ときには他人(という外側)を通してあなたの思考のイメージを現実化してくれるんだ。
でもね、あなたはこれからもそんな未来、あなたにとっては好ましくない自分を見続けたいですか? いや、そうではなく、もしあなたがポジティブで軽やかな心地良い未来を望むのであれば、まずは自分の中の自分自身に対する評価を見直して、もっと自分を大切に扱ってあげてくださいね!
ポジティブな自己評価を上書き保存
でも、もしあなたのネガティブな自己評価が習慣になっている場合には、はじめのうちはそれを意識して見直した上で、ポジティブな自分に置き換えて上書き保存することを意識して続ける必要がある。それでも、気がつくとたぶんあなたは無意識のうちにネガティブな自己評価に戻ってしまうはず。それに気づいたら「あっ、いかんいかん!」と、また意識してポジティブな自己評価に書き直して上書き保存するんだ。いいね! それが習慣になるまで根気強く続けてくださいね。
日常の中で、誰にでもチョッとした成功体験はあるでしょ。それをスルーせずに、意識して一時保存していくんだよ。会議のプレゼンの評価が良かったりとか、商談が上手くいったとか、そうしたわかりやすい成功体験はもちろんのことだけど、もっとチョッとしたこと、たとえばお年寄りに電車で席を譲ったらとても感謝されたとか、洋服や髪型をほめられたとか、いつもお昼に食べるラーメンのチャーシューが今日は少しだけ大きかったとかね。何でも良いんだ。そうしたら心の中で小さくガッツポーズするんだよ。「やったぜ!」ってね。
自分自身に拍手喝采!自分で自分をやさしくハグ🤗
自己評価が低いあなたは普段から自分のことをあまりほめてあげていないはず。ほめるのがあまり得意ではないはず。自分に少し厳し過ぎませんか?疲れているのに頑張り過ぎてはいませんか?
そして、知らず知らずのうちに自分をおろそかにすることが習慣になっていませんか? 寝る前にいつもあなたがやっている習慣、後悔とか不安とか、外側(他人)に向けた怒りとか・・・。そうしたネガティブな習慣をキッパリやめて、今日一時保存した小さな(大きければそれに越したことはないよ)成功体験を思い出してもう一度ガッツポーズしよう!自分に拍手喝采を贈ろう! 家の中で、もし周りに人がいなかったら今度は思いっきりガッツポーズしてみてね・・・そうした演技1は記憶のイメージを書き換える上でとても効果的なんだ! あるいは、お風呂に入ってリラックスしたとき。お茶を飲んでホッとひと息ついたとき。イメージの中で自分をやさしくハグしてあげよう!
そうした習慣をしばらく続けてみてごらん。早い人は始めたその次の日に、「あれっ、今日はなんだか周りの人がいつもよりやさしいな!?」って感じるはず。通勤電車で乗り合わせた見知らぬ人たちの顔が、いつものツンケンした感じではなく、穏やかで、ちょっと微笑んでいたりする。ぜひ続けてみてくださいね!
- この方法は“ビジュアライゼーション”にも応用できます。ビジュアライゼーションが上手くいかない場合は、五感を総動員してイメージしつつ、そのイメージにポジティブな感情も乗せるといいよ! ぜひ、トライしてみてくださいね。 ↩︎
