本稿は、ジュリアン・シャムルワ著『ワンネス UFO 臨死体験<NDE>』徳間書店,2025.の内容をもとに作成しました。
☞ 三次元をより豊かに生きるためのブログ『現実創造の森』はこちらから
当ブログ『覚醒の扉』を立ち上げた理由から
今回は、まず、2025年夏に当ブログを立ち上げることになった理由から書きたいと思います。
私がスピリチュアルな世界に惹かれるようになってから早半世紀になりますが、この間、心の深いところではいつも、いつかは覚醒、悟り、スピリチュアルアセンション・・・そしてワンネスの深い世界にたどり着きたいという思いを持ち続けていました。
そして、その覚醒の形にはいろいろなレベル感や深浅(もちろん、それはその優劣を問うものではありません)がありますが、そうした「覚醒状態、あるいはワンネス体験を経験された方々の体験談を多方面から集めることで、私たちは、そうした世界に少しでも近づくことができるのでは?」と考えたことが、当ブログを立ち上げた大きな理由です。
『ワンネス UFO 臨死体験<NDE>』との出会い
ジュリアンさんの本に出会ったのは、2025年の秋に、たまたま家族が読んでいたものを手に取ったことがきっかけでした。読み始めると一気に、特に今回取り上げる『ワンネス UFO 臨死体験<NDE>』(※ 以下、本稿では「徳間書店2025」と表記します。)については、それこそ付箋で本の厚みが増すほどに読み込みました。そして、それはまさしく“ご縁軸”の中での出会いでしたが、ほどなく都内でジュリアンさんの講演会が開催されることを知って迷わず参加しました。講演では多くの気づきと啓発をいただきましたが、と同時に、ジュリアンさんのあたたかいお人柄にふれることができたのも大きな収穫でした。
ジュリアンさんとラーさんとの不思議なご縁
「徳間書店2025」は、それこそ気づきが満載の一冊ですが、特にインド人・ラー(Ra)さんとのワンネス体験についての対談は興味深く、奥が深いものです。
ジュリアンさんとラーさんとの間の言葉の往来は、言葉のやり取りを超えて、お二人の間で、音や色、そして光の波が共鳴し合うような、あたかもそんなイメージが思い浮かぶような情景です。そこには、心と魂にまで響く気づきが散りばめられています。
ジュリアンさんは来日中に、ラーさんと京都の鞍馬山で出会うことになるのですが、ユーモアを交えて書かれたその出会いのエピソードは、まさしくとても不思議なご縁軸に導かれたもので、平素ロジカルに生きておられるジュリアンさんが、思考と直感(心の声、あるいは導き)、左脳と右脳との間で葛藤しながらも、その奇跡とも思えるような一瞬を逃さなかったことも感動的です。私が映画監督だったら、この出会いはぜひ映画にしたい!
さて、ワンネスの世界に近づくために、その世界を体験された方の体験談を書くという私の目的ですが、何よりのおすすめは、やはりジュリアンさんご本人が書かれた本や、そのリアルな体験談(とその波動)にふれることがいちばんです!と言ってしまうと元も子もないのですが^^ゞ
どうぞ、ぜひご一読ください!! なお、私は徳間書店様の関係者ではありませんが^^
『ワンネス UFO 臨死体験<NDE>』☞ https://amzn.to/3Pd19qb
ワンネスの世界の圧倒されるほどに膨大な情報量
ところで、実は私自身も、ワンネスの世界をチラッと垣間見たことがあります。その体験は、簡単に言えば「境い目のない、限りなくどこまでも続くあたたかい光に満たされた至福感」とか「日常経験する高揚感とは明らかにレベルの違う、自分の内側から湧き上がるエネルギーの高まり」といった感覚ですが、しかし、その全貌を言葉で表現することはとてもむずかしく感じます。逆に、言葉にしようとするとその本質から遠くなってしまうような、そんな世界です。
ワンネス、あるいは覚醒の世界といったものは、人間の言葉が伝え、収容できる情報量には到底太刀打ちできない、圧倒されるほどに膨大すぎる情報量を持っている、そんな印象です。そしてそれは、実は、今ここ、すでに私たちの中にあるものなのですが。
“言葉を見て、光を聞く”
しかし「徳間書店2025」の中に、言葉でワンネスを表現する、そのむずかしい課題に挑んだ絶妙な表現がありました。それは、ジュリアンさんとラーさんとの対談の中の「言葉を見て、光を聞くことができる」という表現です。この表現は、まさしくワンネスの世界の波動感覚を表すリアルな表現で、スゴイでしょ!1いや、超感覚的なので、リアルではないのだけれど・・・。
以下、引用します。
私たちの本当の本質「私は気づきであり、私は気づいている」、それだけです。
そして肌で感じ、目で見、耳で聞き、舌で味わい、鼻で嗅ぐという感覚的な体験こそが、幻想を現実のように見せるのです。
これもまた、私たちが信じている物語のようなものです。(「徳間書店2025」p.88)
ですから、“音を聞く”ことは誤解です。“光を見る”ことは誤解です。
あなたは何か別のものを体験しているわけではなく、あなたが体験しているのは、あなたそのものだからです。あなたは、見る光そのもの、そして光を見る物であり、見るという過程そのものでもあります。それは見る中にあります。
「すべては気づき以外の何物でもない」ということを理解したとき、それが本当に意味を持つのです。(「徳間書店2025」pp.88-89)
私たちは人間を体験する宇宙
私たちは、三次元という、ある意味幻想の世界を体験している魂です。それを、ジュリアンさんの言葉を借りて表現するならば“私たちは「人間」の体験をしている宇宙なのだ!”ということだと思います。
そして「人間の五感というものは、その幻想の世界をリアルに体験するためのツールにすぎない」というのは私の解釈です。そう考えると、思い切り乱暴に言ってしまえば、そしてそれが「ツール」であることを前提にすれば、たとえば私たちの視覚は、幻想の中の3D対応の映画をよりリアルに鑑賞するためにかける3Dメガネのようなものなのかもしれません。
ただ、たしかに私たちが生を受けたこの現象の世界は幻想ではあるけれど、しかし、今、この世界を体験しているという事実は厳粛なものですから、だったら、その幻の現実にしっかり向き合って存分に体験し尽くそう!というのが私の心境です。そして、若干カッコつけて言うならば、このリアルでハードな3Dの虚構の中の体験から、楽しみながらできるだけ多くの気づきを得よう!と。
そしてそのスタンスは、けっしてのめり込むことはなく、でも片手間ではなく、しっかり向き合って味わい尽くす。その向こう側には、光り輝く、あふれんばかりの深い愛に満ち満ちた世界があることを認識してはいるけれど。私自身は、いまはそんな思いです。でも、そうしたスタンスを意識したり定義したりすると、その瞬間に本質から遠くなるんだよなぁ。もどかしいなぁ・・・。
「沈黙は最も強力な教えである」
最後に、私の解釈を抜きにして「徳間書店2025」からラーさんの発言を引用します。どうぞ、その深い波に浸り、味わってみてください。そして本書を、まだの方はぜひ手に取ってお読みください!
私は気づきました。いくらやってもワンネス状態は再び起こらない。「こうすれば起こる」といったことを続けていると、私はただの「やる人」になってしまうからです。
すると、人生と戦うような、何かを作り出そうとする方法に入ってしまいます。
しかし、意識的に「やること」を手放し、自然な状態に戻るなら、それは新しいことをするのではなく「何かをしている自分を手放すこと」になるのです。(「徳間書店2025」pp.90-91)
ラマナ・マハルシの名言
「沈黙は最も強力な教えである。言葉は限界があるが、沈黙には限界がない」(「徳間書店2025」p.93)
ワンネスから今生に活かせる概念とアドバイス
ジュリアンさんは「徳間書店2025(p.26)」の中で、“ワンネス体験は「意図的に探しに行くもの」ではなく、「内面を深めていく過程の中で、自然と訪れるもの」であると考えられる”と書いています。
その、内面を深めるための一助として、ジュリアンさんが『ワンネスから今生に活かせる概念とアドバイス』として以下のとおりまとめてくださっていますので、最後に引用します。なお、ジュリアンさんの真意を極力損なわないように、注釈は必要最小限にしました。注釈は理解を補うためだけに加え、その場合は付記しました。
◆ 何かをすることよりも、自分の心のあり方から変えていくこと。
※「すること(行動)」よりも「あること(思考と感情の持ち方)」に重きを置く(作者注)。
◆ ワンネスの立場に戻るために、思考の動きに気づくこと。
◆ 日常の中での気づきを大切にすること。
◆ 流れに任せること(ある出来事に対して抵抗しないこと)。
◆ 私たちはつながっている一つの存在であることに気づくこと(助け合う、人とつながろうとする、自分一人ですべてをやろうとするのをやめること)。
※「徳間書店2025」p.94
なお、上記「思考の動きに気づく」というのは、それを深掘りせず、力を抜いて、ただぼんやり観察する感じです(作者注)。ジュリアンさんは、ただ「気づく」だけで十分。判断や分析はしない。変えようともしないこと。と書いています。
頭の中で浮かぶ考えに「ラベル」だけをつける。たとえば「過去の記憶」「心配」「計画」「批判」など。それ以上の反応はせず「思考がどのように流れるかを観察」するだけ。この方法はとてもわかりやすいですね!
これは瞑想中に浮かんだ雑念にも応用できます(作者注)。
また、ジュリアンさんは「手放し、握るのをやめてみる」ということも提案しています。自分でネガティブと感じる、心地良くない思考や感情は手放すことを自分に許すのです(作者注)。(「徳間書店2025」p.99)
なお「徳間書店2025」には、この他にも上記のアドバイスを日常生活の中に生かし、ワンネスからのヒントをアクティベート(活性化)するためのワークがいくつも掲載されています。ぜひ実践してみてください!
以上、次回に続きます。次回のテーマは「臨死体験<NDE(Neer Death Experience)>」です。なお、再開は2026年2月中旬頃を予定しています。
- 情報の味:余談になりますが、以下はジュリアンさんが人間とは別の存在と、いわゆるチャネリングしているときの描写です。
「これはなかなか説明しづらいことだが、宇宙人から届く情報は味が違った。口に感じる情報がほかとは違うのだ」(ジュリアン・シャムルワ著『ワンネスの扉』ナチュラルスピリット,2019,p.74)。
この感覚は超リアルでしょ!(kaz) ↩︎