「覚醒」の扉(3)

アファメーションについて

ちょっと寄り道になりますが、アファメーションについて少し補足しておきます。

アファメーションの仕組み

  • 自己暗示と潜在意識:肯定的な言葉を繰り返し唱えることで意識的に自己暗示をかけ、潜在意識にポジティブな思い込みを刷り込む
  • 脳への影響:肯定的な言葉によって脳が活性化され、ミラー細胞1が活発になることでポジティブな感情や意欲が引き起こされると考えられている
  • 思考と行動の変化:根拠のない思い込みであっても、それを事実であると捉えて行動すると、その状況が本当に実現するという「自己成就的予言」の理論にもとづきポジティブな思考や行動へとつながる

アファメーションの効果

  • 自己肯定感の向上:自分自身を肯定し、自信を持つことができるようになる
  • ポジティブ思考の促進:ネガティブな思考からはなれ、前向きな考え方が身につく
  • 能力の最大化:自信を持って行動できるようになり、潜在的な能力を最大限に発揮できる効果が期待できる
  • 目標達成:望む現実を創造することで目標達成に近づくことができる

実践する上でのポイント

  • 肯定的な表現:否定的な言葉を使わずポジティブな表現で宣言すること
  • 現在形:「私は○○です」「私は○○しています」など、現在形や完了形(もう実現しているかのような形)で述べること
  • 感情を込める:感情を込めてアファメーションを唱えることで効果が高まる
  • 具体的に:なりたい自分や目標を具体的に言語化する
  • 繰り返し:毎日継続して繰り返すことが重要
  • 本当の望み:自分が本当に望んでいることを明確にし、それをアファメーションに含めること
  • 行動との一致:アファメーションと実際の行動が一致しないと効果が薄れるため、行動と組み合わせることが大切

以上、アファメーションについては、覚醒を意図するというよりも、むしろ三次元(物理次元)的な成功法則に寄った方法論だとkazは考えています。しかし、潜在意識を書き換えるという意味では、覚醒の扉を開くための方法論として効果的な方法ですので補足しました。

(4)に続きます。


  1. ミラー細胞(ミラーニューロン)とは、他社の行動や感情を観察した際に、あたかも自分がその行動をしているかのように、脳内で同じ神経活動が起きる神経細胞のこと。他人の行動の意図を理解したり、共感したり、学習したりする役割を担っていると考えられており、人間の共感能力や学習能力に深く関わっているとされている。 ↩︎