「自分の出したもの、自分が与えたものが自分に還ってくる」ブーメランのようにね。それは宇宙の法則。
人のために何かをする。「利他」の精神ってやつだよね。宇宙の法則にしたがえば、人のために何かしようとする。人に何かを与える。その愛ある思いやが行為や与えた物がいずれ自分に還ってくるわけだから、それは宇宙の法則に適っているよね。それはすばらしいこと!
少し立ち止まって自分の内側を見てみようか
でもね、ここでちょっと立ち止まって見てもらいたいことがふたつある。そのひとつが、その気持がどこから出ているか?ってこと。自分の内側を見てごらん。あなたの中に何か不足感はありませんか? それは満たされない気持ちだったり、豊かさだったり、お金だったり。
もしあなたが、そうした自分の不足感を埋めようとして、それが自分に還ってくることを期待して人に何かをする、何かを与えようとすると・・・それは気づかずにやってしまうことも多いんだけどね・・・それはあたな自身の不足感を知らないうちに補強してしまうことにもなりかねない。「足りてない」って思いをね。
内側の不足感を補強しないまでも、そうした、気づかずにやってしまっている自動的な思考回路から抜けられなくなる可能性はある。それは「他人から良く思われたい」「いい人でありたい(いい人に見られたい)」って思いも同じ。自分自身の低い自己評価を埋めようとして、あるいは承認欲求を満たそうとして「いい人を演じてる」と、いつまでもあなたの不足感は埋まらないよ。
自己犠牲の精神
そして、もうひとつが「自己犠牲」の精神ってやつ。もちろん、それはすばらしい考え方なんだよ。私がこよなく愛するラグビーってスポーツ。ラグビーのフォワードってポジション1の人たちは、ガタイは超いかつくて強面の大男(女子ラグビーもあります)が多いけれど^^; それでも、2メートル、百キロを超える、最早人間とは思えない外国人選手の突進に勇猛果敢にタックルしていく。ヘタレな私はぜったいイヤだけどね^^ゞ もう自己犠牲のカタマリのような人たちで、尊敬と崇拝以外の何ものでもない^^
あっ、ちょっと話題がそれました。ごめんなさい。でもね、このブログを見ているあなたはたぶんラグビー選手じゃぁないでしょ(ラグビー選手だったらごめんなさい。今シーズンもがんばってください!)。そんなあなたは、他人に尽くそうとして少しがんばり過ぎていませんか? それは仕事やコミュニティの中でのことかもしれない。介護かもしれない。パートナーに対してかもしれない。自分の子どものことかもしれない。
ここで、ちょっとイメージしてもらいたい。あなたが小さな花瓶に挿さった一輪挿しだとするよね。その花瓶の水を、他人に「どうぞ!どうぞ!」ってあげる。そうすると、他人は「ありがとう!」って受け取ってくれる。そりゃうれしいよね。でもね、それを無理して、がんばってやり続けてごらん。いずれ花瓶の水はなくなってあなた自身が枯れてしまうでしょ。
何より、あなた自身が幸せでいることが人を幸せにするってこと
あなたは、まず自分の花瓶の水をいつもいっぱいにしておくんだよ。そして、その花瓶から溢れた水を他人にあげる。「どうぞ!どうぞ!」ってね。そうすると、あなたはいつまでも枯れないし、あなたから水をもらった相手も幸せになれる^^ 何よりも、まずはあなた自身がハッピーでいるってことが大切!
あなたの花瓶が、いつも豊かさや幸せでいっぱいだったら、不足感はないし、何かを求める気持ちもないよね。まずはあなた自身が求めるもの、求める気持ちを十分に満たしてあげてね! 何よりあなた自身が幸せでいることが人を幸せにするってことなんだよ^^

- あるいはご存じかもしれない“笑わない男”稲垣啓太選手はフォワードのプロップというポジションです。 ↩︎

